



。
(とつ)+
(はん)+廾(きょう)。〔説文〕四下に「捐(す)つるなり。廾に從ふ。
を推して之れを
つ。
に從ふ。
は
子なり」とあって、逆子(さかご)であるからこれを悪(にく)んで棄てる意とする。
は子の出生のときの姿で、
(育)、
(流)はその形に従う。生子を棄てることは古俗として行われたことがあり、周の始祖説話として、后稷がはじめ棄てられて棄と名づけられたとされ、他にもその類話が多い。一種の厄よけの方法として、のち厄年の婦人の生んだ子を、一度棄てる形式をとる民俗もある。
はもっこ。卜文の字は其(箕)に従う形に作る。のち流棄の意に用い、金文の〔散氏盤〕に、契約に違反するときの自己詛盟の語として、「之れを傳
せん」という。のちすべて放棄する意に用いる。
スツ・コホス/
スタル・スツ 〔字鏡集〕
ス(タ)ル・コロス・ヤム・スツ
▶・棄毀▶・棄却▶・棄咎▶・棄旧▶・棄去▶・棄
▶・棄権▶・棄言▶・棄
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▶・棄天▶・棄背▶・棄廃▶・棄薄▶・棄筆▶・棄婦▶・棄物▶・棄忘▶・棄養▶
棄・蔑棄・放棄・
棄・余棄・流棄・淪棄出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...