検察庁法(読み)ケンサツチョウホウ

デジタル大辞泉 「検察庁法」の意味・読み・例文・類語

けんさつちょう‐ほう〔ケンサツチヤウハフ〕【検察庁法】

検察庁組織構造検察官任務検事総長に対する法務大臣指揮権等について定めた法律。昭和22年(1947)施行

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の検察庁法の言及

【検察制度】より

… 戦後,日本国憲法の制定に伴い,司法と行政との分離がより徹底され,司法大臣の監督下にあった裁判所が三権の一翼として独立し,検察と裁判が分離された。裁判所構成法に代えて裁判所法(1947公布)および検察庁法(1947公布)が制定され,検察庁法が現在の検察制度の基本法となるのである。
[現在の検察制度]
 検察庁法によると,検察官は,検事総長,次長検事,検事長,検事および副検事の総称である。…

※「検察庁法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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