椿山(読み)ツバキヤマ

デジタル大辞泉 「椿山」の意味・読み・例文・類語

つばきやま【椿山】

乙川優三郎の短編小説集。平成10年(1998)刊。表題作のほか、「ゆすらうめ」「白い月」など四つの短編時代小説を収める。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本歴史地名大系 「椿山」の解説

椿山
つばやま

[現在地名]池川町大野 椿山

土居どい川の支流椿山川を北へ約五キロさかのぼった、標高約六〇〇メートルの東面したわずかな緩斜面に立地する集落。山中の隔絶境で平家伝説が残る。集落の中心となっている仏堂は屋根の葺き方や堂内の装飾に特徴があり、彫刻には平家蟹があしらってある。堂内には開けることを禁じられた箱も伝えられるという。

伝承によれば寿永四年(一一八五)敗れた平氏は知盛・教経・教盛・時子ら総勢八〇余人が安徳天皇を奉じてまず阿波へ逃れ、次いで土佐国に入り、香美郡韮生にろう久保くぼ(現物部村)西熊にしくま山を経て、土佐郡本川ほんがわ戸中とちゆう(現本川町)を経由して椿山に入ったと伝える。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「椿山」の意味・わかりやすい解説

椿山
つばきやま

青森県中部,平内 (ひらない) 町にある名勝夏泊半島突端に近い丘陵。全山が一万数千本のヤブツバキにおおわれている。この付近自生の北限地で,天然記念物に指定されている。浅虫夏泊県立自然公園に属する。

椿山
つばきやま

青森県南西部,深浦町にある名勝。日本海に突出する艫作 (へなし) 崎の近くにある標高 60mの小山。日本海沿岸におけるヤブツバキの自生北限地で,津軽国定公園に属する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「椿山」の解説

ちんざん【椿山】

宮城日本酒蔵元は「武田酒造」。現在は廃業。蔵は亘理郡亘理町字新井町にあった。

出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報

国指定史跡ガイド 「椿山」の解説

つばきやま【椿山】


旧閑谷学校(きゅうしずたにがっこう)

出典 講談社国指定史跡ガイドについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の椿山の言及

【ツバキ(椿)】より

…東アジアに固有で,日本,朝鮮,中国に分布する。日本では本州(北限は青森県夏泊半島椿山),四国,九州の海岸付近の丘陵地によく生育するが,山中にも生える。材は年輪がつまり,堅くて強く,磨けば光沢がでることから建築や器具に用いられる。…

【夏泊半島】より

…最北端の夏泊崎の海上に,狭い瀬戸をへだてて周囲3kmの大島があり,白亜の無人灯台が立つ。北端に近い椿山はヤブツバキ自生の北限地として知られ,南東基部にある小湊の浅所(あさどころ)海岸は冬季,ハクチョウの渡来地として特別天然記念物に指定されている。半島南西基部にある浅虫温泉とともに,浅虫夏泊半島県立自然公園に指定されており,南部を東北本線が通るほか,半島を一周する自動車道路も完成した。…

【艫作崎】より

…付近は海岸段丘が発達し,段丘の下は急崖をなし,奇岩怪石が乱立して雄大な景観を展開している。すぐ北の黄金(こがね)崎には青森県西海岸最大の艫作埼灯台があり,灯台から2km南には椿山(60m)がある。椿山には自生のヤブツバキが群生し,野生ヤブツバキの日本海側の北限となっている。…

※「椿山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」