楽屋裏(読み)がくやうら

精選版 日本国語大辞典 「楽屋裏」の意味・読み・例文・類語

がくや‐うら【楽屋裏】

〘名〙
楽屋内部
※苦の世界(1918‐21)〈宇野浩二〉二「楽屋裏で人形たちの声色を使ってゐた」
他人に知られていない物事実情や秘密。内幕内情裏面
※私の批評家的生ひ立ち(1939)〈河上徹太郎〉三「当時の私の心境の楽屋裏を今又ここで述べるなんて」

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デジタル大辞泉 「楽屋裏」の意味・読み・例文・類語

がくや‐うら【楽屋裏】

楽屋の中。楽屋。
部外者にはあまり知られていない内部事情。内幕うちまく。内情。「楽屋裏を話す」
[類語]内実内情内幕実際内容内内うちうち内内ないない遠慮内部内密こっそり内輪内裏うちうら内緒内証内分内聞ひそか忍びやかそっと秘密内懐うちぶところ裏面

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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