楽曲(読み)ガッキョク

デジタル大辞泉 「楽曲」の意味・読み・例文・類語

がっ‐きょく〔ガク‐〕【楽曲】

音楽の曲。声楽曲・器楽曲管弦楽曲などの総称
[類語]

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精選版 日本国語大辞典 「楽曲」の意味・読み・例文・類語

がっ‐きょくガク‥【楽曲】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 音楽の曲一般のこと。声楽曲、器楽曲、管弦楽曲などの総称。作曲演奏鑑賞などと区別していう。
    1. [初出の実例]「ワグネルの評論が後年彼れの光輝燦爛たる楽曲の予言となったとほり」(出典:夏目漱石氏の『文芸の哲学的基礎』を評す(1908)〈田中王堂〉一)
  3. 雅楽で、主として歌のない器楽だけで奏する曲の総称。曲。ごく。ごくのもの。
    1. [初出の実例]「曲物 楽曲の通称なり。最も歌に対して云ふときの事とみゆ」(出典:歌儛品目(1818‐22頃)五)
    2. [その他の文献]〔新唐書‐礼楽志・一一〕

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普及版 字通 「楽曲」の読み・字形・画数・意味

【楽曲】がくきよく

音楽のふし。〔唐書、礼楽志十一〕(協律郎張)收、律呂を考正し、呂才、其の聲を叶へ、樂曲に備はる。

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