槇村正直(読み)マキムラ マサナオ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「槇村正直」の解説

槇村 正直
マキムラ マサナオ


肩書
元老院議官,貴院議員

旧名・旧姓
旧姓=羽仁

別名
通称=安之進 半九郎

生年月日
天保5年5月23日(1834年)

出生地
長門国美祢郡大田村(山口県)

経歴
嘉永3年杉田文佐衛門の養子となり、安政元年槇村五八郎満久の養子となる。慶応元年家督を相続し、明治元年上京。京都府に出仕し、議政官史官、権大参事、4年大参事、8年権知事、10年知事に昇進。この間、府の勧業場を設け、舎密局、授産所、養蚕所、製革場などを管理して産業の振興を計った。また、学校、図書館、病院の設立にも尽力。14年元老院議官に転じ、行政裁判所長官などを歴任

没年月日
明治29年4月21日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

関連語 旧名

367日誕生日大事典 「槇村正直」の解説

槇村 正直 (まきむら まさなお)

生年月日:1834年5月23日
明治時代の官僚;萩藩士。京都府知事;貴族院議員
1896年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android