槙肌(読み)マイハダ

デジタル大辞泉 「槙肌」の意味・読み・例文・類語

まい‐はだ【×槙肌/×皮】

《「まきはだ」の音変化》ヒノキコウヤマキ甘皮を砕いて繊維としたもの。舟や桶などの水漏れを防ぐために、材の合わせ目や継ぎ目に詰め込む。のみ。のめ。

まき‐はだ【×槙肌】

まいはだ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 まい

世界大百科事典(旧版)内の槙肌の言及

【コウヤマキ(高野槙)】より

…近畿地方の古墳から出土する木棺はほとんどがこの材で作られていたという。樹皮は槙肌(まきはだ∥まいはだ)といい,水桶,船板のすきまの詰物に適する。とくに庭園樹としての価値は高い。…

※「槙肌」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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