標示(読み)ヒョウジ

デジタル大辞泉 「標示」の意味・読み・例文・類語

ひょう‐じ〔ヘウ‐〕【標示】

[名](スル)目印になるもので人にあらわし示すこと。また、その目印の文字記号・絵など。「危険区域を標示する」
[類語]表示指示提示呈示例示内示明示

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「標示」の意味・読み・例文・類語

ひょう‐じヘウ‥【標示】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 目じるしとして文字、記号、絵などで表わし示すこと。また、そのもの。
    1. [初出の実例]「疆界を標示すべき物」(出典:民法(明治二九年)(1896)二二三条)
  3. ひょうじ(表示)
    1. [初出の実例]「若有其失者告文之失として為御罪科此大飲御張行云々、人々恐怖無極、何様前代未聞不思儀、且標示歟云々」(出典看聞御記‐応永三一年(1424)六月四日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android