次世代超音速旅客機(読み)じせだいちょうおんそくりょかくき(その他表記)Next‐generation High‐Speed Civil Transport

知恵蔵 「次世代超音速旅客機」の解説

次世代超音速旅客機

スピードこそ航空輸送特質である。マッハ2の超高速で巡航するコンコルド運航は2003年10月に終了したが、経営的に成立するマッハ2〜3の高速旅行の再開を目指して、日仏共同で次世代超音速旅客機(HSCT)やそのためのバリアブル・サイクル・エンジンなどの研究が進められている。膨大な開発費原油高など、実現へのハードルは高い。

(鳥養鶴雄 元日本航空機開発協会常務理事 技術士(航空機部門) / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

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