デジタル大辞泉 「正則」の意味・読み・例文・類語
せい‐そく【正則】
2 規則にかなっていること。正規。正式。
「駒井先生の英学は―ではなかったが」〈蘆花・思出の記〉
3 数学で、複素平面の一定の領域で定義された複素変数関数が、領域内のすべての点で微分可能なこと。
[類語]正しい・正式・正規・規範的・本格的・正格・正統・正調・本式・公式・フォーマル・格調・格式・品格・品位・風格・
…複素関数論ともいい,数学の中の解析学の一つの分野である。独立変数と従属変数が複素数であるような関数を複素関数というが,関数論はそのうち正則関数およびそれに関連する関数を対象とする。独立変数が2個以上のときは,とくに多変数関数論という。…
…関数論の中で,二つ以上の独立変数をもつ関数を対象とする分野である。 複素n次元空間Cn(n≧2)の領域Dで定義された複素数値関数, w=f(z1,z2,……,zn)は,もし各点(a1,a2,……,an)∈Dで複素偏微分可能のとき,すなわち次のことが成り立つとき,Dで正則であるという。各k=1,2,……,nに対し,f(a1,……,ak-1,zk,ak+1,……,an)がzkの関数としてakの近傍で(一変数)正則関数である。…
…連立代数方程式の解全体はm次元空間の中でのf1(x1,……,xm),……,fr(x1,……,xm)の共通零点全体であり,代数多様体をなす。解が一つもないとき,この連立方程式は不能であるといい,解が有限個のとき,正則であるという。解が無限個のとき,不定であるということがあるが,あまりよいいい方ではない。…
※「正則」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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