正訓(読み)セイクン

関連語 名詞 出典 実例

精選版 日本国語大辞典 「正訓」の意味・読み・例文・類語

せい‐くん【正訓】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 漢字本来の意味に即した正しい訓(よ)み方。
    1. [初出の実例]「是字の例 是の字これとよむは正訓也。れの字を付る事を用ひず。このとよむは変訓なれば、是のとのの字を付べし」(出典:点例(1703)上)
  3. 「万葉集」などに見られる、上代の用字法の一つ。漢字をそのもつ意味と同じ意味に訓じて用いるもの。「やま(山)」を「山」、「きく(聞)」を「聞」と表記する類。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む