井の頭池周辺の台地に当市から三鷹市にまたがる井の頭池遺跡群(都指定史跡)がある(三鷹市の→井の頭池遺跡群)。この遺跡群は旧石器時代と縄文時代早期および中期の遺跡からなり、そのなかに含まれる
近世初期の当市域とその周辺は幕府御用の萱を刈る札野(「ふだの」と称し、牟礼野・無礼ともいう)に指定され、また将軍や大名の鷹場になっていた。井の頭池の御殿山は三代将軍徳川家光が遊猟の際に休憩所を設けた跡という。当市域の開発には四代将軍徳川家綱の寛文年間(一六六一―七三)と八代将軍徳川吉宗の享保年間(一七一六―三六)の二つの時期がある。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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