武術(読み)ブジュツ

デジタル大辞泉 「武術」の意味・読み・例文・類語

ぶ‐じゅつ【武術】

剣・弓・馬・槍など、武士として戦うのに必要な技術武芸武技
[類語]武道武芸

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精選版 日本国語大辞典 「武術」の意味・読み・例文・類語

ぶ‐じゅつ【武術】

  1. 〘 名詞 〙 剣術槍術柔術馬術砲術など、武道に関する技術。武技。武芸。
    1. [初出の実例]「三百年以来、鎗術、剣術、柔術あり〈略〉後には又いかなる武術か起りやせん」(出典:随筆・夏山雑談(1741)五)
    2. [その他の文献]〔顔延之‐皇太子釈奠会作詩〕

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普及版 字通 「武術」の読み・字形・画数・意味

【武術】ぶじゆつ

武芸。

字通「武」の項目を見る

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「武術」の意味・わかりやすい解説

武術
ぶじゅつ

武芸

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世界大百科事典(旧版)内の武術の言及

【武道】より

…これは,日本武道館,日本武道学会,武道学科などの名称に〈武道〉の語が用いられているところからも了解できる。その意味では,日本の武術,武芸,武技などといわれてきた伝統的な運動文化を,近代になって〈武道〉と呼ぶようになったともいえる。しかし〈武道〉には,歴史的に〈武士道〉という倫理思想的な意味もあり,その意味では,茶道,華道,書道などと同様,日本の伝統的な文化として概念づけることができる。…

※「武術」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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