歯磨粉(読み)はみがきこ

精選版 日本国語大辞典 「歯磨粉」の意味・読み・例文・類語

はみがき‐こ【歯磨粉】

  1. 〘 名詞 〙 歯をみがくとき歯ブラシにつけて用いる粉。練状のものについてもいう。歯磨石鹸。
    1. [初出の実例]「歯磨粉及び歯薬を売り」(出典:随筆・守貞漫稿(1837‐53)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の歯磨粉の言及

【歯磨売】より

…歯磨粉は近世には小間物屋で売られていたが,江戸には引出しのついた小箱を片手にさげてさまざまな芸を見せながら歯磨粉だけを売り歩く者がいた。《塵塚談》には〈歯磨売り一袋六文八文なり。…

※「歯磨粉」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android