歴と(読み)レッキト

デジタル大辞泉 「歴と」の意味・読み・例文・類語

れっき‐と【歴と】

[副]《「れきと」の音変化。多く「れっきとした」の形で用いる》
確かなものとして世間から認められているさま。「歴とした私の妻だ」「歴としたプロだ」
すきがなく整っているさま。
「奥には―刀剣を飾ってある」〈蘆花思出の記
[類語]本格的正式本式正格正しい正則正統正調正規公式格調格式品格品位風格おおやけ公的本物儀礼礼法礼式礼儀風儀作法よそ行き格式張る折り目正しいフォーマル本格本筋まっとう正道本道本流主流中正至当合理的合法的押しも押されもせぬちゃんとまとも道理道理至極腰を入れる本腰本腰を入れるレギュラーオーソドックスプロパー

れき‐と【歴と】

[副]れっきと」に同じ。
たとえば―した証拠があっても」〈逍遥・内地雑居未来之夢〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android