歴史的かなづかい(読み)れきしてきかなづかい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「歴史的かなづかい」の意味・わかりやすい解説

歴史的かなづかい
れきしてきかなづかい

旧かなづかい」「古典的かなづかい」ともいう。かなづかい一種。いろは 47文字の枠組みで,平安時代中期以前の各語のかなの使い方に基づいて定めたものをいう。広い意味では,定家,行阿による定家仮名遣 (ていかかなづかい) も含めることもあるが,通例は,契沖の『和字正濫鈔』に始り,楫取魚彦 (かとりなひこ) ,本居宣長らによって改訂されたものをさす。このかなづかいは,明治政府によって採用され,1946年に現代かなづかいが公布されるまで,正書法としての役割を果してきた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む