死刑囚(読み)シケイシュウ

デジタル大辞泉 「死刑囚」の意味・読み・例文・類語

しけい‐しゅう〔‐シウ〕【死刑囚】

死刑確定判決を受けた囚人。法律上は「死刑確定者」という。
[類語]囚人受刑者男囚女囚・服役者・服役囚・獄囚流人

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精選版 日本国語大辞典 「死刑囚」の意味・読み・例文・類語

しけい‐しゅう‥シウ【死刑囚】

  1. 〘 名詞 〙 死刑を宣告された囚人。
    1. [初出の実例]「死刑囚が刑の執行を俟つ間の苦しみは何んなものか知らない」(出典:煤煙(1909)〈森田草平〉三二)

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デジタル大辞泉プラス 「死刑囚」の解説

死刑囚

スウェーデンの作家アンデシュ・ルースルンドとベリエ・ヘルストレム共作の警察小説(2006)。原題《Edward Finnigans upprättelse》。

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世界大百科事典(旧版)内の死刑囚の言及

【ジュネ】より

…娼婦の私生児としてパリに生まれ,中央山塊モルバン地方に里子に出されていた少年期に,窃盗の罪で感化院送りとなり,以後,窃盗や男色家相手の売春を続けながら,放浪と投獄の生活を送る。1942年,フレーヌ刑務所に服役中に書いた詩編《死刑囚Le condamné à mort》を出獄後パリで発表,J.コクトーの認めるところとなる。処女小説《花のノートル・ダム》(1944),第2作《薔薇の奇跡》(1946)は,共に犯罪者と男色家の世界を描くが,作者の想像力の異形性と汚辱と悪を美と聖性へと変容させるそのなまなましくも豪奢な散文によって,秘密出版とはいえ,一躍〈泥棒作家〉ジュネの名をパリの前衛文壇に知らしめた。…

【ビーハン】より

…46年釈放。54年に上演された最初の劇作品《死刑囚》はこの入獄中の経験に基づくもので,彼に国際的名声をもたらした。ほかに《人質》(1958),《アイルランドの反逆者の告白》(1965)などがある。…

※「死刑囚」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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