母者人(読み)ハハジャヒト

デジタル大辞泉 「母者人」の意味・読み・例文・類語

ははじゃ‐ひと〔ははぢゃ‐〕【母者人】

《母である人の意》母親を親しんでいう語。お母さん。
[類語]母親女親おんなおやかあさんお母さまおっかあお袋母じゃ阿母あぼ慈母じぼママ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「母者人」の意味・読み・例文・類語

ははじゃ‐ひとははぢゃ‥【母者ジャ人】

  1. 〘 名詞 〙 ( 母である人の意。「者」はあて字。「はわじゃひと」の時代も ) 子などが親愛の情をこめて母を呼ぶ語。おかあさん。ははご。ははじゃ。ははじゃがもの。ははじゃもの。
    1. [初出の実例]「あいつがはりで母者人(ははジャヒト)をたてころした」(出典:浄瑠璃・冥途の飛脚(1711頃)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android