比例配分(読み)ヒレイハイブン

デジタル大辞泉 「比例配分」の意味・読み・例文・類語

ひれい‐はいぶん【比例配分】

ある量を、定められた比に分けること。按分あんぶん比例。
株式取引で、板寄せざら場売買が成立せず、値幅制限上限ストップ高)または下限ストップ安)で取引が終わって、売買注文数が極端に合わないときに取引所の取る処置の一。例えば、買い注文が極端に多く売り注文が少ないときに、売り注文数の分だけの売買を成立させ、各証券会社の注文数に比例して配分する。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「比例配分」の意味・読み・例文・類語

ひれい‐はいぶん【比例配分】

  1. 〘 名詞 〙 ある量を、与えられた比または連比に等しくなるように分けること。按分比例
    1. [初出の実例]「第二学年〈略〉比例配分」(出典:中学校教授要目(明治三五年)(1902)数学)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android