( 1 )漢籍では、①のように「民ノ主」の意味で、②のような「デモクラシー」の意味で用いたのは西周が初めてであった。しかし、漢籍での意味と正反対の意味での使用にとまどいがあり、これが訳語「民主」の定着を阻んだと思われる。
( 2 )元来「デモクラシー」と「リパブリック」とは次元の違う概念であるが、明治二〇年代、政治思想としての「デモクラシー」を、北村透谷は「共和制」、若松賤子は「共和主義」と訳すなど、概念の混乱が見られ、「民主」が「デモクラシー」の訳語として定着したのは、明治三〇年代に入ってからであると思われる。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...
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