気がない(読み)キガナイ

デジタル大辞泉 「気がない」の意味・読み・例文・類語

がな・い

関心がない。気乗りがしない。「まるで―・い返事
[類語]けんけんつんけんつんつん意地悪邪慳じゃけん素気無すげなつれないよそよそしいにべないけんもほろろ冷たいそっけない刺刺とげとげしい・取り付く島も無い・ぎすぎすぶっきらぼうつっけんどんむげにぷいとむしゃくしゃかんかんぷりぷりぷんぷんかちんかっかかりかりかっとぷんとつんと意地悪いないがしろ白い目で見るかろんずる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「気がない」の意味・読み・例文・類語

け【気】 が ない

  1. そのような気配がない。人のいる気配がない。静まりかえっているさま。
    1. [初出の実例]「程なく爰(ここ)につけば、早(はや)門さして、けがない」(出典浮世草子好色二代男(1684)六)
  2. そのことに興味・関心がない。素質がない。
    1. [初出の実例]「まよはぬ人はけがないといふてまよふまじ」(出典:評判記・もえくゐ(1677))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android