気休め(読み)キヤスメ

デジタル大辞泉 「気休め」の意味・読み・例文・類語

き‐やすめ【気休め】

一時的な慰めや、その場かぎりの安心。また、そのための言葉行動。「気休めにすぎない処置」「気休めを言う」
[補説]「気安め」とも書く。
[類語]安堵一安心安心安全大丈夫

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精選版 日本国語大辞典 「気休め」の意味・読み・例文・類語

き‐やすめ【気休・気安】

  1. 〘 名詞 〙 その場かぎりの安心を与えること。当座だけでも人を心配させないようにと、言ったり行なったりする、あてにならないことば動作
    1. [初出の実例]「当分親旦那の気休めなれば」(出典:浮世草子・風流曲三味線(1706)四)

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