気泡(読み)キホウ

デジタル大辞泉 「気泡」の意味・読み・例文・類語

き‐ほう〔‐ハウ〕【気泡】

液体・固体の内部表面にできる、気体を含んで丸くなったもの。あわ
[類語]あぶく水泡すいほう水泡みなわ泡沫ほうまつ泡沫うたかたバブルシャボン玉泡立つ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「気泡」の意味・読み・例文・類語

き‐ほう‥ハウ【気泡】

  1. 〘 名詞 〙 液体中にできる空気あわ。あぶく。
    1. [初出の実例]「次に塩化水素酸を加ふれば白堊の周に忽ち気泡を発するを見るべし」(出典:小学化学書(1874)〈文部省〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の気泡の言及

【泡】より

…限られた小空間に閉じ込められた気体分散系をいう。液体中の気体分散系,シャボン玉のように薄い液膜でかこまれた球形の気体などがあり,前者を気泡,後者を泡沫と呼ぶことが多い。気泡は,衝撃などにより液体が気体をまき込んだり,液中に気体を噴出させたり,あるいは加温,減圧などによる液中での気体の発生によって生成する。…

※「気泡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android