気習(読み)きしゅう

精選版 日本国語大辞典 「気習」の意味・読み・例文・類語

き‐しゅう‥シフ【気習】

  1. 〘 名詞 〙 気質習慣。また、性格
    1. [初出の実例]「聖人より下ざまのうまれつきには、必ず気習(キシュウ)の偏あるによって」(出典翁問答(1650)下)
    2. 「西洋人の画法は、自然に油絵の気習あり」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉二)

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普及版 字通 「気習」の読み・字形・画数・意味

【気習】きしゆう

習気

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