翻訳|level
水準測量に使う測量機器。原理的には精密な気泡管が観測用の望遠鏡に取り付けられたもので、気泡が中央にくるように調整したとき、望遠鏡の視準線が正しく水平になる。ダンピーレベルdunpy level、Yレベル、チルチングレベルtilting levelなどの種類がある。1980年ごろからは気泡管のかわりにコンペンセーターcompensaterという機構を用いて自動的に視準線を水平に調整する自動レベルが多用されている。前記の機器ではいずれも観測者が望遠鏡をのぞいて標尺の目盛りを読み取るが、1990年代になるとバーコード付きの標尺を用いて読取りを自動で行うデジタル水準儀が登場している。
[尾崎幸男・辻 宏道 2016年11月18日]
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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…陸上における各地点の高さは,ジオイド面からの高さ,すなわちその点からジオイド面にいたる鉛直線の長さ(標高何mというのはこれにあたる)であって,これは水準測量により求められる。
[直接水準測量]
一般に,水準儀(レベルlevel)と2本の標尺を用いて比高を求める測量。水準儀は,望遠鏡とその望遠鏡を容易に水平にすることができるような機構とをもった測量器械である。…
※「水準儀」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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