水理(読み)スイリ

デジタル大辞泉 「水理」の意味・読み・例文・類語

すい‐り【水理】

地下水の通じる道筋水脈
「―を治めて旱魃かんばつに備え」〈福沢文明論之概略
船の通る水路
官軍―に熟せざれば」〈染崎延房・近世紀聞〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「水理」の意味・読み・例文・類語

すい‐り【水理】

〘名〙
① 水の流れ。水のみち。水脈。
※山陽遺稿(1841)文集・七・耶馬渓図巻記「耶馬山脈水理、蓋皆自彦山発。故独絶耳」 〔司空図詩品
河海の中で船の通行に適した水路。
※近世紀聞(1875‐81)〈染崎延房〉一二「官軍水理(スヰリ)に熟せざれば誤って暗礁に触るる事のあらんか」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「水理」の読み・字形・画数・意味

【水理】すいり

水脈。

字通「水」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android