江頭(読み)こうとう

精選版 日本国語大辞典 「江頭」の意味・読み・例文・類語

こう‐とうカウ‥【江頭】

  1. 〘 名詞 〙 川のほとり。入り江のそば江畔(こうはん)
    1. [初出の実例]「江頭亭子人事睽、欹枕唯聞古戍雞」(出典:文華秀麗集(818)上・江頭春暁〈嵯峨天皇〉)
    2. [その他の文献]〔杜甫‐哀江頭詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「江頭」の読み・字形・画数・意味

【江頭】こう(かう)とう

川のほとり。唐・白居易琵琶行〕詩 潯陽江頭、夜客る 楓(てきくわ)、秋索索(さくさく)たり

字通「江」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android