沃化カリウム(読み)ようかカリウム

精選版 日本国語大辞典 「沃化カリウム」の意味・読み・例文・類語

ようか‐カリウム ヨウクヮ‥【沃化カリウム】

〘名〙 (カリウムKalium) 無色正六面体結晶。化学式 KI 空気中に長く放置すると沃素を遊離して黄色を帯びる。水によく溶け、その水溶液は沃素をよく溶かす。写真の感光乳剤や、医薬として利尿剤に利用するほか、沃素化合物原料や分析試薬などにも用いる。ヨードカリヨードカリウム。沃ポツ。

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デジタル大辞泉 「沃化カリウム」の意味・読み・例文・類語

ようか‐カリウム〔エウクワ‐〕【沃化カリウム】

カリウム沃素化合物。無色の立方体の結晶。水に溶けやすく、水溶液は沃素をよく溶かす。医薬・写真感光乳剤などに使用化学式KI ヨードカリ。沃ポツ。

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