沖積世(読み)ちゅうせきせい

精選版 日本国語大辞典 「沖積世」の意味・読み・例文・類語

ちゅうせき‐せい【沖積世】

〘名〙 地質時代の一区分。新生代第四紀洪積(こうせき)世の次の時代で、約一万年前から現在に至る。海陸分布気候生物などはほとんど現在と変化がなく、人類発展がめざましい。現世完新世

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デジタル大辞泉 「沖積世」の意味・読み・例文・類語

ちゅうせき‐せい【沖積世】

完新世かんしんせい

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世界大百科事典 第2版 「沖積世」の意味・わかりやすい解説

ちゅうせきせい【沖積世 Alluvium】

地質時代区分の一つ。完新世Holocene,あるいは現世Recentと同義である。第四紀を2分した後期の時代で,約1万年前から現在までを含んでいる。沖積世は1823年にバックランドW.Bucklandにより,丘陵台地に対して河谷ぞいの低地の形成時代に命名されたものである。 自然史の上では,最終氷期のあとの後氷期という時代である。そのはじまりは大陸氷河が消失する時期を基準にしている。北ヨーロッパではスカンジナビア氷床がヘルシンキ付近やオスロ付近などに巨大な終堆石を残した時期が基準とされている。

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百科事典マイペディア 「沖積世」の意味・わかりやすい解説

沖積世【ちゅうせきせい】

完新世

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山川 日本史小辞典 改訂新版 「沖積世」の解説

沖積世
ちゅうせきせい

完新世(かんしんせい)

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山川 世界史小辞典 改訂新版 「沖積世」の解説

沖積世(ちゅうせきせい)

完新世(かんしんせい)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「沖積世」の意味・わかりやすい解説

沖積世
ちゅうせきせい

完新世

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旺文社世界史事典 三訂版 「沖積世」の解説

沖積世
ちゅうせきせい

完新世

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「沖積世」の意味・わかりやすい解説

沖積世
ちゅうせきせい

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世界大百科事典内の沖積世の言及

【第四紀】より

…新生代の第三紀の後につづく紀で,地質時代の最後の紀である。第四紀はさらに氷河時代の更新世(洪積世)と後氷期の完新世(沖積世)に区分され,全体が約200万年前から現在までを含む時代である。なお,慣用的に〈だいよんき〉と読まれるが,正しくは〈だいしき〉と読む。…

※「沖積世」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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