油地獄(読み)アブラジゴク

デジタル大辞泉 「油地獄」の意味・読み・例文・類語

あぶらじごく〔あぶらヂゴク〕【油地獄】

斎藤緑雨小説。明治24年(1891)刊。柳橋芸妓に惹かれ、やがて狂気に陥る地方出身の青年の姿を描く。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「油地獄」の意味・読み・例文・類語

あぶら‐じごく‥ヂゴク【油地獄】

  1. 〘 名詞 〙 地獄で、罪人などが煮立った油の中で責め苦しめられること。また、その地獄。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android