油絵の具(読み)アブラエノグ

デジタル大辞泉 「油絵の具」の意味・読み・例文・類語

あぶら‐えのぐ〔‐ヱのグ〕【油絵の具】

油絵を描くときに使う絵の具。主として鉱物性の顔料を、亜麻仁油あまにゆケシ油などで練った絵の具。

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精選版 日本国語大辞典 「油絵の具」の意味・読み・例文・類語

あぶら‐えのぐ‥ヱのグ【油絵具】

  1. 〘 名詞 〙 油絵を描くのに用いる絵の具。主として鉱物質、ついで植物質、まれに動物質の顔料を、亜麻仁油または罌粟(けし)油、テレビン油などの乾燥性の植物油で練ったもの。〔和蘭字彙(1855‐58)〕

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世界大百科事典(旧版)内の油絵の具の言及

【油絵】より

…顔料を亜麻仁油その他の植物性乾性油を主成分とする展色剤で練り合わせてつくった絵具(油絵具)で描いた絵画。絵具にはこのほかに,ダンマル,コーパル,アルキド等の天然または合成樹脂類,蠟類,金属セッケン,微量の乾燥促進剤などが加わっている。…

※「油絵の具」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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