精選版 日本国語大辞典 「法螺」の意味・読み・例文・類語
ほ‐ら【法螺】
[1] 〘名〙
① =ほらがい(法螺貝)①
※法華義疏長保四年点(1002)二「之を巻くときは則、旋螺(ホラ)の如しといへり」 〔宋史‐外国伝七・日本国〕

④ 山伏の異称。
[2] 〘形動〙 利益や収入などが意外に多いさま。
ほう‐ら ホフ‥【法螺】
[1] 〘名〙 =ほら(法螺)(一)〔書言字考節用集(1717)〕
[2] 〘形動〙 (「ぼうら」とも) 中身が備わっていないのに大きな口をきくこと。誇大なこと。また、そのさま。
※史記抄(1477)九「かうていかめいほうらな事を云ぞ」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報