波濤(読み)ハトウ

デジタル大辞泉 「波濤」の意味・読み・例文・類語

は‐とう〔‐タウ〕【波×濤】

大きな波。大波。「万里波濤を越えて行く」
[類語]大波高波荒波激浪怒濤波浪さざ波白波逆波津波土用波うねり小波男波女波余波徒波あだなみ逆浪げきろう横波海嘯夕波波頭なみがしら波頭はとう波の花波間

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精選版 日本国語大辞典 「波濤」の意味・読み・例文・類語

は‐とう‥タウ【波濤】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 波。特に、大きな波。大波。
    1. [初出の実例]「三蔵教海、波濤脣吻」(出典:性霊集‐二(835頃)大唐青龍寺故三朝国師碑)
    2. 「面白や月海上に浮かんでは、波濤夜火に似たり」(出典:謡曲・八島(1430頃))
  3. ( 比喩的に ) 波をへだてたかなた。はるかに遠いところ。多く遠国波濤」の形で用いる。
    1. [初出の実例]「遠国遠里はたうまで、尋給へどましまさず」(出典:幸若・高たち(室町末‐近世初))

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普及版 字通 「波濤」の読み・字形・画数・意味

【波濤】はとう

大波。

字通「波」の項目を見る

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