注釈(読み)チュウシャク

デジタル大辞泉 「注釈」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐しゃく【注釈/×註釈】

[名](スル)語句意味用法を解説したり、補足的な説明を加えたりすること。また、その説明。「専門用語を―する」「―書」
[類語]注解アノテーション小書き割り書き割り注脚注頭注補注校注評注訳注原注傍注左注古注新注

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精選版 日本国語大辞典 「注釈」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐しゃく【注釈・註釈】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 本文の中の語句をとりあげて、その意味を解説すること。また、その説明。注解。比喩的に、話などにつけ加える補足的な説明もいう。
    1. [初出の実例]「法令文義、隠約難詳、前儒註釈、方円逓執」(出典:続日本後紀‐承和元年(834)一二月五日)
    2. 「家々の註釈まちまちにして蛍雪の功をつむといへと」(出典:花鳥余情(1472)序)
    3. [その他の文献]〔顔氏家訓‐書証〕
  3. 食物に添えて用いる香辛料薬味(やくみ)
    1. [初出の実例]「心ぶと召せ、ちうしゃくも入て候」(出典:七十一番職人歌合(1500頃か)七一番)

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普及版 字通 「注釈」の読み・字形・画数・意味

【注釈】ちゆうしやく

注解。清・兪〔墨子間詁の序〕乃ち以來、韓昌黎)の外、一人として能く子を知る無し。傳誦に少なく、釋も亦た稀なり。樂臺(唐の人)の本、久しく傳をつ。

字通「注」の項目を見る

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図書館情報学用語辞典 第5版 「注釈」の解説

注釈

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「注釈」の解説

注釈

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世界大百科事典(旧版)内の注釈の言及

【注釈学派】より

…11世紀末ないし12世紀初頭,北イタリアのボローニャでローマ法大全の全体,なかでもその最も浩瀚かつ重要な部分である〈学説彙纂〉が学問的に再発見されることになった(いわゆる〈ローマ法(学)の復活〉)が,ここに成立したローマ法の研究・教育の学派が注釈学派(ボローニャ学派ともいう)である。彼らにとってローマ法大全は神意の発現たる法真理そのものの表示(〈書かれた理性〉)として権威的なテキストであり,その配列順に法文に分析的釈義(〈注釈glossae〉)を施していくことが中心課題となった。…

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