デジタル大辞泉 「洋梨」の意味・読み・例文・類語 よう‐なし〔ヤウ‐〕【洋梨】 バラ科の落葉高木。また、その実。葉は卵形から長楕円形をし、春に白い花が咲く。実はひょうたん形で、果皮は黄色く、果肉は後熟により軟化し、芳香を放つ。地中海地方の原産。ペア。西洋梨。[類語]梨・長十郎・二十世紀・ラフランス 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「洋梨」の意味・読み・例文・類語 よう‐なしヤウ‥【洋梨】 〘 名詞 〙 バラ科の落葉高木。ヨーロッパ・西アジア原産。ヨーロッパでは果樹として古くから栽培される。春、新葉と同時に花をつける。花は白く、短い枝の先に四~一二個が集まってつく。果実はひさご形で芳香に富む。生食のほか、缶詰などに加工する。日本には明治初期に導入された。せいようなし。ようり。ペアー。[初出の実例]「まるで洋梨が熟れるみたいに不意に硬さが薄れ」(出典:笹まくら(1966)〈丸谷才一〉一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例