出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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…中国の縦吹きノンリードの管楽器(イラスト)。指孔付きの1本の竹管からなる洞簫と,長さの異なる竹管を横に並べ,木の枠にはめこんだパンパイプの一種としての排簫の二つのタイプがある。 排簫の各竹管の長さ,配列は時代や用途により異なるが,十二律に合わせることで,管の数は多いもので二十数本,少ないものでも十数本ある。…
…また民俗音楽に用いられる短いネイをアラビア語でシャッバーバshabbābaと呼ぶことがある。中国の洞簫(簫(しよう))はもと西域から伝来したといわれるが,今日の西アジアのネイと共通の祖先をもつものと考えられる。【柘植 元一】。…
…オルガンのパイプの主軸であるフルー管もこれと基本的に同じで,機械送風を用いることと,吹込み口も歌口も下部にある点が異なる。 やはり縦型の尺八,洞簫(どうしよう)(簫),ケーナ,ネイなどの場合は,管の上端が開放されており,気道は設けられていない。気流の諸条件は横笛の場合と同じく,すべて奏者の肉体的制御にゆだねられ,管端が歌口を兼ねる。…
※「洞簫」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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