流路(読み)リュウロ

デジタル大辞泉 「流路」の意味・読み・例文・類語

りゅう‐ろ〔リウ‐〕【流路】

水などが流れる道すじ。「黒潮流路」「流路変更工事」
物事が変化する経緯。「連歌から俳諧への―には幾多の複雑な曲折があったやうである」〈寅彦・俳諧の本質的概論

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精選版 日本国語大辞典 「流路」の意味・読み・例文・類語

りゅう‐ろリウ‥【流路】

  1. 〘 名詞 〙 水の流れるみち。また、比喩的に、物事が変化する際のその経緯。
    1. [初出の実例]「連歌から俳諧への流路には」(出典:俳諧の本質的概論(1932)〈寺田寅彦〉)

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岩石学辞典 「流路」の解説

流路

大規模に洗い流された地形で,断面が数mの長さで1m程度の深さに削剥されたものも見られ,平面的には直線的,蛇行枝分れなどがある[Williams : 1881, Dzulynski & Walton : 1965].

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