浄域(読み)ジョウイキ

デジタル大辞泉 「浄域」の意味・読み・例文・類語

じょう‐いき〔ジヤウヰキ〕【浄域】

神聖な地域社寺境内。また、宗教上の霊地
極楽浄土浄土

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「浄域」の意味・読み・例文・類語

じょう‐いきジャウヰキ【浄域】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 仏語阿彌陀仏の住んでいる世界。浄土。極楽浄土。
    1. [初出の実例]「身を孤山の嵐の底にやどして、心を浄域の雲の外にすませる」(出典:東関紀行(1242頃)前島より興津)
    2. [その他の文献]〔南史‐庾詵伝〕
  3. 寺社の境内。また、宗教上の霊地。浄地浄界
    1. [初出の実例]「継紹隆於師跡、建利物之宝幢於本寺之浄域」(出典金沢文庫古文書‐元徳三年(1331)六月一二日・顕弁四十九日仏事廻向文)
    2. [その他の文献]〔宋之問‐送沙門泓景道俊玄奘還荊州応制詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「浄域」の読み・字形・画数・意味

【浄域】じよういき

寺の境内。

字通「浄」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報