


は浮漂・浮流のように、水上に漂い流れることをいう。氾・泛・
はみな浮かぶ意であるが、すべて流屍の象、氾は俯(うつ)むけ、泛は仰むけ、
は上から手を加えている形。なお漂・
(流)もまた流屍の象。古い時代には、大氾濫のときに夥(おびただ)しい被害を生んだのであろう。よるべなく、根拠のないものをすべて浮といい、浮雲・浮言のように用いる。
橋 宇
波之(うきはし) 〔名義抄〕
ウカブ 〔
立〕
トル・ウカブ・ヌク 〔字鏡集〕
ウカル・ウカブ・ヌク
biuは漂phi
と声義が近い。漂(ひよう)は票に従い、票の初形は屍(しかばね)を焚(や)く象。その火勢によって吹きあげられることを票といい、水に移して漂という。
・漂はともに流屍をいう語である。桴phiu、
phioはいかだ。氾
(はんぷ)ともいわれるように、水勢によって流されるものをいう。
▶・浮
▶・浮浮▶・浮雲▶・浮栄▶・浮影▶・浮
▶・浮
▶・浮仮▶・浮家▶・浮華▶・浮
▶・浮寄▶・浮
▶・浮偽▶・浮蟻▶・浮客▶・浮橋▶・浮響▶・浮景▶・浮月▶・浮喧▶・浮懸▶・浮幻▶・浮言▶・浮誇▶・浮戸▶・浮語▶・浮光▶・浮槎▶・浮子▶・浮侈▶・浮思▶・浮詞▶・浮辞▶・浮舟▶・浮称▶・浮腫▶・浮觴▶・浮冗▶・浮食▶・浮心▶・浮塵▶・浮世▶・浮生▶・浮説▶・浮浅▶・浮簽▶・浮蛆▶・浮
▶・浮躁▶・浮藻▶・浮惰▶・浮誕▶・浮湍▶・浮沈▶・浮
▶・浮図▶・浮
▶・浮
▶・浮騰▶・浮動▶・浮熱▶・浮
▶・浮杯▶・浮薄▶・浮白▶・浮泛▶・浮費▶・浮靡▶・浮漂▶・浮標▶・浮
▶・浮文▶・浮弁▶・浮没▶・浮末▶・浮名▶・浮
▶・浮游▶・浮誉▶・浮嵐▶・浮利▶・浮麗▶・浮浪▶・浮穢▶
浮・煙浮・閻浮・蟻浮・虚浮・魚浮・澆浮・軽浮・光浮・香浮・清浮・
浮・沈浮・飛浮・
浮・飄浮・碧浮・
浮・羅浮・浪浮出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...