液体の密度、比重、水に溶けた物質の百分率などを測定する器具。用途に応じて次の4種類に分けられる。
(1)密度浮き秤 特定の温度での密度を測定する。
(2)比重浮き秤 特定の温度での液体の比重を測定する。
(3)百分率浮き秤 水に溶けた食塩やアルコールなどの物質の百分率を測定する。
(4)任意スケール浮き秤 液体の密度、比重、濃度などを特殊な目盛りで表示する。
通常の浮き秤は下部におもりを入れたガラス管で、液体の中で垂直に浮くようになっている。管の下部は液面下に沈むが、沈む体積は液体の密度に比例するので、ガラス管上部の目盛りによって、沈む深さを読み取ると、密度に比例した値が得られる。
[石川光男]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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