海星(読み)ヒトデ

デジタル大辞泉 「海星」の意味・読み・例文・類語

ひと‐で【海星/人手/海車】

ヒトデ綱の棘皮きょくひ動物総称。ふつう5本の腕をもち、扁平な星形の五角形をし、外面は多数の小骨板からなり、硬いが曲げることができる。腹面に口があり、肛門背面に開く。腕の下面にある管足で移動し、貝類などを食べる。切れても再生力が強い。すべて海産。
ヒトデ科のヒトデ。浅海の砂泥底にすみ、直径約30センチで、黄色のほか、色変わりが多い。アサリハマグリなどを食害

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「海星」の意味・読み・例文・類語

ひと‐で【海星・人手・海盤車】

  1. 〘 名詞 〙 棘皮(きょくひ)動物門ヒトデ綱に属するものの総称。体は中央盤と腕とからなり、五本あるいはそれ以上の腕をもつ。上面は石灰質でおおわれ、つぶ状突起あるいは棘(とげ)密生。口は下面中央に開き、肛門はふつう背面にある。腕にある多数の管足によって運動し、貝類などを捕食する。雌雄異体。再生力はきわめて強い。浅海から深海にすむ。貝類養殖の害敵アカヒトデイトマキヒトデモミジガイなど種類が多い。〔大和本草批正(1810頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「海星」の解説

海星 (ヒトデ)

動物。ヒトデ綱に属する海産動物の総称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報