食塩水の電解で生成した塩素ガス中に含まれる水分を除き,加圧または常圧下で冷却して液化すると得られる.乾燥は冷却脱水と濃硫酸との向流接触により行う.乾燥塩素ガスの液化方式には,高圧水冷式(8~12 atm に加圧し水冷液化),中圧ブライン冷却式(0.5~1 atm で-30~-40 ℃ のブライン冷却液化),常圧フレオン冷却式(常圧のままフレオンの気化熱で-40~-45 ℃ に冷却液化)などがある.現在,すべて常圧法に転換しつつある.パルプ,紙のさらし,化学薬品製造に用いられる.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新