深層(読み)シンソウ

デジタル大辞泉 「深層」の意味・読み・例文・類語

しん‐そう【深層】

深い層。奥深くに隠れている部分
[類語]深い奥深い根深い深さ深め深み深遠深奥奥が深い玄奥深部

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「深層」の意味・読み・例文・類語

しん‐そう【深層】

  1. 〘 名詞 〙 深い層。奥深くかくれた部分。
    1. [初出の実例]「いっそうこの作品は作者の深層の声を含んでいる」(出典:古典と現代文学(1955)〈山本健吉〉詩の自覚の歴史)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の深層の言及

【深海】より

…海洋の構造のうえから見ると,海表面から深度200mまでは季節変化を受け表層(表面混合層とも)と呼ばれ,それ以深200~1000mに温度が急激に下降する主躍層があり,1000~3000mまでは徐々に下降し,3000m以深はほぼ一定である。表面から主躍層まで(0~1000m)を表層とすることもあり,それに対比させて1000~3000mを中深層と呼ぶこともあって,それ以深の深層と区別される。海水循環においても中深層と深層とでは違いがある。…

※「深層」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android