清雅(読み)セイガ

デジタル大辞泉 「清雅」の意味・読み・例文・類語

せい‐が【清雅】

[名・形動]清らかで上品な美しさのあること。また、そのさま。「清雅色調の絵」
[類語]みやびやか優雅優美みやび高雅典雅風雅優形やさがた上品ゆかしい奥ゆかしいしとやかたおやか女性的エレガントドレッシー婉麗えんれい優優典麗麗しい静淑優婉閑雅婉然楚楚そそ窈窕ようちょう端麗温雅物柔らか気高い気品雅趣高尚つつましいつつましやかしおらしい高踏雅致﨟長ろうたける雅びる端雅都雅やんごとない高貴

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精選版 日本国語大辞典 「清雅」の意味・読み・例文・類語

せい‐が【清雅】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 清らかで、みやびやかなこと。清く上品なこと。雅趣のあること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「上品の美濃紙に雲母(きらら)をひきたるもよし。〈略〉西の内と云紙あり。これを水打にするか、又は雲母引たるを用れば、これ亦清雅甚し」(出典随筆・孔雀楼筆記(1768)二)
    2. 「ずいぶん猥褻(わいせつ)に遠ざかり清雅なるやうに作るべし」(出典:授業編(1783)八)
    3. [その他の文献]〔魏志‐徐宣伝〕

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普及版 字通 「清雅」の読み・字形・画数・意味

【清雅】せいが

上品。

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