渋谷ヒカリエ(読み)しぶやひかりえ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「渋谷ヒカリエ」の意味・わかりやすい解説

渋谷ヒカリエ
しぶやひかりえ

東京都渋谷区にある複合施設。2012年(平成24)4月、東京急行電鉄(現、東急)により、1956年(昭和31)開業東急文化会館跡地と隣接街区跡地に建設された。この地域にはそれまでなかった超高層の複合商業施設で、地上34階地下4階の規模である。敷地面積は約9640平方メートル、延べ床面積は約14万4000平方メートル。地上からの高さ182.5メートル。高層部のオフィスフロアにはIT企業のほか、ベンチャー企業のためのシェアオフィス(複数の利用者で共有するオフィス)が入る。文化施設としては、オフィスフロアの下にある約2000席のミュージカル劇場東急シアターオーブ」が代表的なものである。劇場名称のオーブは、天球という意味で、かつて東急文化会館にあった五島(ごとう)プラネタリウムを引き継ぐ施設になるようにとの思いが込められている。

 渋谷駅周辺では、東急電鉄東横線も地下化され、JR渋谷駅の改良も含めて駅と直結する形でさらに高層ビルを建設する計画があり、地域の再開発は2027年に完成する予定である。

[編集部]

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デジタル大辞泉プラス 「渋谷ヒカリエ」の解説

渋谷ヒカリエ

東京都渋谷区にある高層型複合施設。商業施設「ShinQs(シンクス)」や劇場「東急シアターオーブ」などがある。2012年オープン。

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