渓泉(読み)ケイセン

デジタル大辞泉 「渓泉」の意味・読み・例文・類語

けい‐せん【渓泉/×谿泉】

谷間にわき出る泉。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「渓泉」の意味・読み・例文・類語

けい‐せん【渓泉】

  1. 〘 名詞 〙 谷に湧き出ている泉。澗泉(かんせん)
    1. [初出の実例]「山霧始開無明気。渓泉欲夢心聾」(出典経国集(827)一〇・聞右将軍曹貞忠入道因簡大将軍良公〈淳和天皇〉)
    2. [その他の文献]〔盧綸‐山店詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「渓泉」の読み・字形・画数・意味

【渓泉】けいせん

谷水。唐・盧綸〔山店〕詩 登登山路、何(いづ)れの時にか盡きん 決決溪泉、到る處に聞ゆ

字通「渓」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android