湾入(読み)ワンニュウ

デジタル大辞泉 「湾入」の意味・読み・例文・類語

わん‐にゅう〔‐ニフ〕【湾入/×彎入】

[名](スル)海などが弓なりに陸地に入り込んで、湾や入り江を形成していること。「深く―している地形

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精選版 日本国語大辞典 「湾入」の意味・読み・例文・類語

わん‐にゅう‥ニフ【湾入・彎入】

  1. 〘 名詞 〙 まがりくねってはいりこむこと。特に、海や湖が陸地にはいりこんで湾や入江を形成すること。
    1. [初出の実例]「東京湾は江戸川によりて今の関口あたりまで湾入(ワンニフ)して居った」(出典東京年中行事(1911)〈若月紫蘭江戸と東京)

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普及版 字通 「湾入」の読み・字形・画数・意味

【湾入】わんにゆう

入江。

字通「湾」の項目を見る

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