源定平(読み)みなもとの さだひら

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「源定平」の解説

源定平(2) みなもとの-さだひら

?-? 鎌倉-南北朝時代の公家,武将
村上源氏家名は中院(なかのいん)。左近衛(さこんえの)中将。後醍醐(ごだいご)天皇の討幕計画にくわわり,護良(もりよし)親王にしたがった。建武(けんむ)3=延元元年(1336)湊川(みなとがわ)の戦いで足利尊氏軍にやぶれ,のち河内(かわち)で再挙をはかるが以後消息は不明。初名は良定

源定平(1) みなもとの-さだひら

?-1252 鎌倉時代公卿(くぎょう)。
治部卿源兼定の子。文暦(ぶんりゃく)元年右近衛(うこんえの)中将となり,建長2年従三位にすすんだ。建長4年1月5日死去。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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