溺愛(読み)デキアイ

デジタル大辞泉 「溺愛」の意味・読み・例文・類語

でき‐あい【溺愛】

[名](スル)むやみにかわいがること。盲愛。「一人娘溺愛する」
[類語]盲愛猫かわいがり子煩悩

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「溺愛」の意味・読み・例文・類語

でき‐あい【溺愛】

  1. 〘 名詞 〙 むやみにかわいがること。盲目的にかわいがること。
    1. [初出の実例]「後相国溺愛少子左大臣頼長」(出典日本詩史(1771)一)
    2. 「自分の父がどれ程葉子を溺愛してくれたかを思って見た」(出典:或る女(1919)〈有島武郎〉後)
    3. [その他の文献]〔江淹‐空青賦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android