(読み)ソウ

普及版 字通 「滄」の読み・字形・画数・意味


13画

[字音] ソウ(サウ)
[字訓] さむい・うみ

[説文解字]

[字形] 形声
声符は倉(そう)。〔説文〕十一上に「きなり」と滄熱相対する語とし、〔列子、湯問〕にも「滄滄涼涼」の語がある。滄冷の義はもとに作る字。のち蒼青の意よりして滄海・滄流のように用いる。

[訓義]
1. さむい、がその本字。
2. みずのいろ、うみ。

[古辞書の訓]
名義抄〕滄 サムシ 〔立〕滄 ウミ 〔字鏡集〕滄 サムシ・スズシ・サム・ウミ

[語系]
滄tsang、tshiangは声義近く、色や寒冷の感覚は(蒼)tsangと関係があろう。また玲(れいろう)の音をtshiangという。

[熟語]
滄淵・滄海・滄桑・滄熱滄波・滄・滄滄溟・滄流滄浪
[下接語]
清滄

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む